ヒツジと原種の赤デンマーク牛の良質なオーガニックミルク

クヌセンルンでは、500匹の東フリジア酪農羊と12頭の原種の赤デンマーク牛がいます。ヒツジのミルクは、クリーミーでベルベットに近い質感を持っており、乳製品を作るのに最適です。1匹のヒツジから年間約400㎏のミルクを生産でき、通常、6〜8ヵ月搾乳されます。

原 種の赤デンマーク牛は、クヌセンルンにとって1700年代から代々欠かすことのできないものでした。赤デンマーク牛のミルクは当時からマリボ・チーズやバ ターづくりに利用されており、私の曽祖父J. P. ハーマン・ハンセンが白カビチーズづくりにも使われて、1903年には賞を受賞しました。

し かし、1950年代の農業の工業化の中、原種の赤デンマーク牛は、より高い生産量のホルスタインに取って代わられました。でも、今また歴史あるオリジナル レシピの復元過程にあるクヌセンルンに、この原種が戻ってくることになったのです。現在は、最初の12頭と子牛5頭がいます。

原種の赤デン マーク牛は絶滅の危機にあり、現在は母牛150頭が残るのみです。そのため、同種は国連FAO(食糧農業機関)の絶滅危惧種リストに登録されています。で も、赤デンマーク牛は、良質のミルクと芝生の上での生活に適しているのです。一方で、配合飼料やタンパク質飼料は得意ではありません。

動物 たちは、生産管理マネージャーのディテ・マリング・ニールセン、飼育係のアドリアナ・ニッセン、グレーテ・エノウ、メッテ・クロウ、それと実習生のス ティーネ・イーエデ・ローゼンヴァンガー、イベン・ウィラー・ベア、シモン・スコウ・ウォーミングの優秀なチームで世話をしています。

動物たちは、有機原則に従い、年間150日以上は牧草地に行くことになっています。ミルクに異なる風味を与えるために、オーガニック放牧地には様々なハーブが植えられており、動物たちはそこで放牧されます。
冬の間は、最近改装された厩舎で、つながれることなくふかふかのワラの中で過ごします。動物たちは、朝4時と午後2時の1日2回搾乳されます。午後の搾乳の様子は、営業時間中に農園ショップから見ることができます。入場無料です。